Last modified: June 2, 2015

小澤徹 (おざわ とおる)

微分方程式を考える −数学は現象をいかに記述しているか−
サイエンス社の月刊誌『数理科学』に連載中の記事

第5回 常微分方程式の初期値問題の大域解(2014年8月1日提出,2015年1月号掲載)
常微分方程式の初期値問題の時間大域解の存在に就いて,主として局所解の延長と云う立場から論じ,極大存在時刻を「解の爆発」により特徴付け,解の時間大域的存在を保証する手段としての先験評価(アプリオリ評価)を考える.

5.1 基本設定
5.2 リプシッツ連続相速度場の場合
5.3 局所リプシッツ連続相速度場の場合
5.4 狭義局所リプシッツ連続相速度場の場合